年長クラスの6歳長男は来年4月から小学生です。
GW頃から早いお友だちがラン活し始め「○○ちゃんはランドセル買ったって〜」という話をちらほらするようになってきました。
保育園からも毎日のようにカタログをもらってくるのですが、本人は特に興味なし。パラパラめくって見ても「これがいい!!」と言うこともなくゴミ箱へ。やっぱり男の子ってこんなものかなぁと思っておりました。
世間では小学生の荷物が重すぎる!と話題になっている昨今。わたしたち夫婦としてはわざわざ革製品の高級感のある立派なランドセルではなく、海外のようにバックパックで通学するラフなスタイルを希望していたのですが、そんなお子様をみかけたことはありません。
たまに、私立小学校の生徒が学校指定のナイロンの鞄を背負っているのはみかけますが、あくまでも学校指定のものです。
区立小学校の入学のしおりには「ランドセルの指定はありません」と書いてあり、リュックサックでもいいとは書いてない。
やっぱり【ランドセル】という名のつくものを背負っていかねばならぬのだろう。そして、無理にみんなが背負っている【ランドセル】でないものを使わせていじめにでもあったら息子の楽しい小学生ライフが台無しになってしまいます。
「いいランドセルないかな〜」と思っていたところ、インスタで目に入ったのが【ニューランド】という次世代型のランドセルでした。
見た目はランドセル。だけど、材質は革ではなくてナイロン。重さは1キロ以下で軽い!!!?
これを紹介されていたのは、軽度の障がいをもったお子さんのお母さんの投稿でしたが「これだっ!!」と飛びついてすぐに検索しました。
ホームページも、なんだかオシャレでいい感じです。
革製品の堅苦しい感じがない、けれどもランドセル特有の形は維持していて伝統は守られています。
内部の固定ベルトや拡張機能もノート型パソコンや水筒を持ち歩く現代の小学生にマッチしています。
お値段も33000円とリーズナブル。(子供のリュックサックと思うと高級ですが、ランドセルと思うと悲しいかな安く感じてしまう、、)
昨年発売されたばかりらしく、6年間使用されたデーターはないようで耐久性に関しては不明ですが、最悪壊れても買い替えられるお値段です。
購入者のレビューをみても、セカンドランドセルとして購入している方もいらっしゃいました。物を大切に使うことは大事ですが、6年間絶対に同じものを使い続けるために6年保証つきの高級ランドセルを使わなければならない理由はないな、と改めて考えさせられます。
ランドセルは小学校を卒業したらその後使うことはありませんが、このニューランドは外側のペロリンとしたランドセル特有のカバーは取り外しができて、外すとリュックサック仕様になります。なので、中学生になっても塾に通ったりするのに使えそうです。「小学生だけのもの」でないところがまたいいのです。
商品、値段、コンセプト。全てに共感できたので、7月下旬にあった銀座三越の展示会へ現物を見に行きました。
色は赤、青、黒、キャメル、ピンクの5色。息子は予め「青がいい!!」と言っていましたが、男の子は黒、青と決めつけずに「実際に見てみて好きな色を選ぶように。赤でも茶色でもいいんだよ」と話しておきました。
銀座三越のランドセル売り場は新館の10階で、とてもキラキラしていて背筋が伸びる場所でした。
売り場を見つけて4色試着させましたが、やっぱり選んだのは「青」でした。自分で選んだので飽きることなく使ってくれることでしょう。
息子は身長108cm、体重21kgです。
荷物を入れたらどうなるかはわかりませんが、思ったよりもランドセルに背負われてる感じではなくて安心しました。
外側のペロリンカバーを外したところ。
店員のお姉さんいわく、これを外すと更に250g軽量されるそう。
外すとリュックサック仕様になるので、お休みの日の学童に使えるとのこと。確かに、夏休みは学童へ行く子たちがリュックサックで歩いているのをみかけます!毎日使えます!!
あとはランドセルと違うのは正面でショルダー部分を固定するチェスベルト、ストラップがあることです。重い荷物を入れても少しは重さの感じ方が軽減されそうです。
こちらも色を自由に選べます。
おしゃれな雨よけの専用カバーもありましたが、当区では「交通安全」カバーをつけているし、わざわざ息子が雨のたびにマメに着脱できるとも思えなかったので購入しませんでした。
他の革製ランドセルには目もくれず、即断で購入しました。送料込みで40000円かからずに済みました。来年の2月に商品が届きます。
あっという間のラン活でしたが、心がウキウキする時間になりました。9月から小学校の見学や就学相談やら始まりますが、はじめの一歩を踏み出したお買い物でした。