コロナで2年間中止されていた富士嶽神社【ぺったんこ祭り】が今年はようやく開催されました。
こちらのお祭りは赤ちゃんの額に朱印を押して健やかな成長を願う伝統行事です。オギャーっと嫌がって泣いている赤ちゃんに宮司さんがペタンっとオデコにハンコを押す、、、誰もがニュースで見たことあるようなほのぼのとしたイベントです。
この富士嶽神社でのぺったんこ祭りは「初山大祭」と言って、富士山の開山日に開かれます。よって毎年5月31日と6月1日の2日間のみなのです。曜日も関係なく。この日だけの貴重なイベントなのです。
うちの子は長男が2016年5月31日に生後一ヶ月で「ぺったんこ」してもらいました。
次男はコロナ禍の2021年1月生まれ。
本来であれば昨年の5月に生後3ヶ月で「ぺったんこ」してもらいたかったのですが、中止になってしまったので今年になってしまいました。
わたしも仕事復帰してしまい、わざわざ平日に休みをとって東京から館林まで出向くのも、、、悩んだのですが、ここはやっぱり次男の無病息災を祈るには今しかない!!とのことで思い切って行ってきました!!
実家の母によると朝から開催を知らせる花火の音が地域には響いていたそうです。
我が家は夕方6時頃に到着。
いつもはひっそりとしている神社ですが、すでに長蛇の列でした。
例年だと縁日が出ているようですが、コロナで出店はありませんでした。お祭りだから地域の小学生や中学生も来ているけど出店がなくてなんだか寂しそう。。。
それでも人がいっぱい集まるイベントってこの2年なかったので、みんな嬉しそうです。
行列を並ぶこと30分。
うちの子は、ちょうど抱っこで眠っていましたが、よちよち歩きの赤ちゃんたちはあっちにいったり、こっちにいったり、、、お母さんたちは大変そうでした。
初穂料は三千円。
住所と名前、生年月日、性別を記入します。
ようやく順番がまわってきて、まず神社に参拝し、榊でご祈祷していただいて、ぺったん!!です。
ぺったんで泣いている赤ちゃんもいましたが、うちは直前まで抱っこ紐で眠っていたので「ポカ〜ン」と寝ぼけ眼のままぺったんしてもらえました。
ちなみに6年前の長男は生後1ヶ月でぐっすり眠ったままで起きませんでした(笑)そのくらい、木の小槌を額に押されるのは優しい感触のようです。
最後にお守りや御札、破魔矢をいただいてこの儀式は終了です。
丘の上にある神社をくるりと周り、経路に沿って降りていきます。
この日は曇で見えませんでしたが、この富士嶽神社からは本物の富士山を遠くに見ることができます。晴れていたら夕焼け越しに富士山を拝むことができたことでしょう。
富士山のように、裾野がひろく雄大な心を持って。健やかに元気いっぱいに大きく成ってもらいたいと説に願った1日でした。
頂いてきた御札、破魔矢、御守り。
御守りはリュックサックに。御札と、破魔矢は神棚に飾りました。