今年の1月に生まれた次男の育児休暇が切れる関係で、2022年1月入園〜2022年4月新年度入園の保育園の申し込みをします。
締め切りは両月共に11月26日金曜日。あと10日ほど残しておりますが書類の不備があった場合のリカバリーと、窓口の混雑状況を考えて窓口の開く8時半めがけて行って参りました。
事前に区役所に電話して聞いていた情報によりますと、窓口での受付は朝一番が1番空いているとのこと。10時以降は長い人だと1時間から1時間半待ちが出ているとのことでした。
コロナ禍なので郵送での受け付けも推奨されているのですが、1月入園ができなかった場合は保留通知をもらって育休を延長しなければならなかったり、書類の不備が心配で直接窓口で確認してもらいたかったので、窓口へ出向きました。
到着したのは少し遅れて8時45分でした。その時点で6番目でしたが、10分待っただけで直ぐに窓口に案内してもらいました。
保育園の申し込み書類はとにかく煩雑です。
持参したのは
・就労証明書(父母それぞれ職場で発行)
・家庭の状況
・児童の健康状況報告書
・教育保育認定給付申請書兼認可保育施設入所申込み書
・申し込みに関するチェックシート
・必要書類チェックシート
・父母申し込み児童のマイナンバーカード
・育児休業給付金の給付通知(最新のもの一通)
でした。
うちの希望するのは長男の通う園です。
現在0歳クラスは定員に達してしまっているため、1月入園ののぞみは薄く、育休を延長して4月の1歳クラスでの入園を目指します。
希望園に関してはスムーズにお話が進みました。
さて、申請書に暗雲が立ち込めて来たのはわたしの就労証明書にある就労実績に関するところからでした。
就労実績は育休に入る直近の過去6ヶ月の実績が記載されています。
2020年6月から12月までの6ヶ月です。
まず2020年6月 とはコロナの緊急事態宣言が明けて休園していた保育園が再開した月です。3月〜5月で休園、特別給付金をもらっていたのがあけて、職場復帰した月です。
が、コロナの影響は拭えず、私の働いている飲食店は細々と短縮営業を始めたものの、お客様は少く、わたしの労働時間もフルではありませんでした。
保育園も開いたものの、自粛できる人は自粛して欲しいとのことで、早めにお迎えに行っていた記憶があります。
そんな生ぬるい感じで2020年7月に第二子妊娠を職場に伝え、8月、9月、、、を過ごし、10月に切迫早産で緊急入院!!絶対安静のため復職できず傷病手当金をいただいて休職し、そのまま12月に産休に入りました。
なので、わたしの就労実績はいつものフルタイム勤務(21日×7.5時間)の証明にはなっていません。
備考欄には総務の人に頼んで【2020年6月からはコロナウイルスの影響により営業自粛による労働時間の減少。2020年10月には切迫早産により絶対安静を指示され就業できず、12月から産前休業に入りました】と記載してもらってありました。
保育園入園の指数を満点にするためには20日以上の労働160時間拘束が必要です。
わたしの基本の就労時間はこれに満ちているのですが、就労実績が証明されていない。と言われてしまいました。
追加で出すように言われたのがこちら
・2019年12月から2020年5月の就労実績
・切迫早産の診断書
です。
上記の2019年12月が証明に値する最長の期間だそうで、これ以前のものは考査してもらえないとのことでした。
が、2019年12月はわたしは妊娠10週目での流産でやっぱり10日ほど休んでおり、年明けもフルタイムで働いたかな?という感じ。2月以降はコロナの声が聞こえ始め、保育園休園で休職、妊娠、、、なので、なんの証明にもならない気がするのです。
まるまる2年バリバリフルタイムで働けていないということになってしまうけど、これから働くのが160時間以上なんだからいいじゃない??!と、思ったのですが、実績も指数の計算に重要らしいのです。
なんか、未来のことなのに過去がこんなに重視されるなんて腑に落ちないというか、理不尽な気がします。
百歩譲って、流産と切迫早産は私事だけど、コロナで働けなかったのはわたしのせいではありません。
これだとコロナの影響のない職業の人ならよかったけど、そうでない人は不利と言うことになります。保育園が休園になって休職になったのも労働実績の減少に入れられるのは不愉快です。
流産と切迫早産だって子供を生むために生じたことです。
これは不妊治療をされている人や、つわりのひどい人にも言えるでしょう。産休に入るまでが妊娠ではなくて、妊娠期間は10ヶ月あってその前から何らかの事情でフルタイムで働くことができない。は誰にでもあることです。
それが原因の労働時間の減少を保育園入園の指数に反映させるのはオカシイです。
すると、人気の園は妊娠中何事もなくフルタイム勤務できていた人、育休取得の加点で指数満点(私の区では41点)の人しか入れないということになります。
わたしの希望する園は長男がいるので、兄弟加点があるのと、駅から離れているぶん大人気ではないので、まだ入れる見込みがあるのですがこれが、第一子だったり、待機児童がたくさんいる地域だったらと思うとぞっとします。
みんな同じような労働条件で働いているところ、何らかの差異をつけて合否をつけなければいけないのでしょうが、これってどうなのでしょう。
これだったら、同じフルタイムの人でくじ引きしてくれたほうがフェアで納得できます。
区役所の窓口の方は、わたしが少しでも有利になるように配慮して追加書類を出すようにアドバイスしてくれているのはわかりますが、なんだかふつふつとこみ上げてくるものがありました。
追加書類は郵送でOKといわれましたが、ドット疲れた一時間でした。
区役所の窓口はコロナで分厚いパーテーションがしてあり、話している声が相手に聞こえているのか?私の声が届いているのか?微妙でした。
みんな窓口には赤ちゃん連れてきているので落ち着かない感じで手続きしています。
窓口は椅子を2つ並べられるようになっているのでベビーカーでもそのまま横付けできました。授乳室も同じフロアに完備されていたので、帰る前に授乳室でゆっくりしてから出てこられたのが幸いでした。
窓口の方も大変でしょうが、、、本当に今日の天気みたいにスッキリして区役所から出てこられなくて悔しいです。
外国人の方とかシングルマザーとか、わたしよりもっともっと嫌な思いをしている人はたくさんいるんだろうな、と思いつつ。なんだか世の理不尽さにぼーっとしたまま家路につきました。
いったいわたしの指数は何点と計算されるのでしょう。
みんなが気分良く希望する園に入れる時代が来るといいですね!!