大好きな絵本屋さんのインスタグラムを見ていたら、会期期間が残りわすがの【ピーター・シス展】が紹介されていました。
ピーター・シスはアメリカでは誰もが知る絵本作家です。
ロシアに統治されていたチェコから、ロサンゼルスオリンピックを機にアメリカへ渡りその後活躍しています。
ピーター・シスの展覧会は日本で初めてだそうで、期間は11月14日まで。気付いた時点で会期期間残り5日でしたが、週末が残っていたので混雑覚悟で練馬美術館へ家族四人で行ってきました。
練馬美術館は私達家族には初めての場所。
最寄り駅は西武池袋線の中村橋駅でした。そこから徒歩3分。駅チカなのは子連れにはお出かけのハードルがぐっと下がるポイントです。
中村橋駅は西武池袋線の練馬の次の駅。
エレベーターも完備されており、ベビーカーでも楽ちんでした。
改札を出て、練馬美術館の看板の矢印通りに進むと、線路沿いに発見!迷うことなく直ぐに見つけられました。
行ったのは土曜日の14時半頃です。
図書館と美術館が一つの建物に入っていて、その手前は公園になっています。
かわいい動物たちのモニュメントがたくさんあり、子どもたちが走り回るのには見通しがよく、迷子になるほど広すぎず、ちょうどいい広さです。
ぞう、きりん、ぺんぎん、とかげ、さる、くま、、、などなどカラフルでかわいい動物たちがいっぱいで大人までテンション上がります!!
さてさて、美術館。
メインエントランスは階段でした。スロープはありません。階段の横にエレベーターの入り口があります。
結構古い建物のようで、図書館と共用です。
エントランスは2階。残り2日の会期の割には想像より混んでいなくてほっとしました。
チケットを購入。
こちらは現金のみ、電子マネー、クレジットカードは利用不可です。
未就学児は無料ですが、0歳、5歳児ともにこんなシールを貼って観覧するようにとのこと。
0歳児は自分で剥がして食べてしまうので、やむなく背中にはりました。
ベビーカーを置いて行くようには言われなかったのでそのまま、第一展示室へ。
こちらは結構混んでいました。
入口、出口は同一で、二部屋ぐるっと巡って戻って来るタイプ。
ベビーカーに乗っている次男はグズり、結局抱っこ。ベビーカー置き場も無さそうなのでベビーカーを引きながら観覧。
出てくると、学芸員さんがエレベーターへ案内してくださいます。有料の展覧会ときは3階へのエレベーターは勝手に利用できないようです。
3階へつくとまた学芸員さんが待っていてくれます。
順路としては階段で上がると第2→第3展示室へと巡れるのだけれど、エレベーターだと第3→第2の順路になってしまうとのこと。
どうしても順路にこだわりあれば案内してくれるとのことでしたが、特にそんなことも無いので第3展示室→ミュージアムショップ→第2展示室→帰りのエレベーターへ。の順路でまわりました。
結果として、5歳長男も途中で飽きてきてしまったので途中にミュージアムショップと、休憩椅子でブレイクできてちょうどよかったです。絵本作家と言っても、子供の観覧者は少なく小学生を数名見かけた程度でした。
展覧会は知らない作品をたくさん観られて素晴らしかったです。子連れだし、それなりに人も多く、ゆっくりと観られたわけではないのですが、あっという間にピーター・シスの虜になりました。
大変な時代、地域で生きてきた人だからこそのユーモアや、イマジネーションの深さ、繊細さを感じました。
長男は美術館の目の前の公園で遊びたくてウズウズ。次男も鼻を鳴らし始め、そそくさと出てくることになりましたが、本当に思い切って来てよかったです。
公園に出てきて、長男を解き放ったあと夫とミュージアムショップでなんの絵本を買おうか協議しました。
ミュージアムショップは電子マネー、クレジットカードの利用が出来たので危うく散財してしまいそうになりましたが、、、とりあえず2冊を今日の記念に手に入れました。
一度外に出てもミュージアムショップには戻れるのでゆっくりと欲しいものを考えられて助かりました。
さて、今回のベビーカーでのお出かけ。
練馬美術館のエレベーターは一台しかなく、動線もいいとはいえませんでしたが、学芸員さんの案内は的確でしたし、並ぶこともなくスムーズでした。が、もっとベビーカーの人がたくさんいたら??車椅子だったら??を考えると大変そうです。
スロープ一つあるだけで違うのになぁとかんじました。
また、わたしたちは明らかに大きなベビーカーを押していたので「こちらへどうぞ」と声をかけていただけましたが、歩けるけどちょっと階段が辛いお年寄りや身体の不自由な方は不便に感じてしまうのではないかと心配になりました。
ともあれ、公園でも遊べたし、素敵な絵も観られたし。普段乗る機会のあまりない西武池袋線にも乗れたので楽しい秋の一日となりました🍁