りっこのママブログ

5歳差兄弟の育児日記

【妊娠39週3日】破水からのスピード出産!!

いよいよ、長男を出産した38週5日を過ぎお腹が大きくなり過ぎ!苦しくなって突入した39週。

切迫早産で早く生まれたらどうしよう、、、と涙を流した緊急入院の日々が嘘のよう。

 

今までは、お腹が張る→横になる→落ち着く。

だったのが

横になる→お腹が張る→手が浮腫みしびれる→辛い。

 

と、夜間がとても苦痛になっていました。

赤ちゃんの体重も3000g超えているようだし、もう早く生みたい。

 

3連休初日の土曜日。

陣痛を促進するために「歩く」に加えて、自宅にある「バランスボール」を試してみました。妊婦特有のどっかりと寄っかかり気味の姿勢はよくないようなので、姿勢を正して座るのを意識。

バランスボールはただまっすぐに座るだけでも色んなところに力が入ります。ちょっと揺らせば、陣痛室にある揺り椅子と同じような効果あるかも??転ばないように細心の注意は必要ですが、効果ありそう。

 

そして、長男とも近所の公園へ3回でかけました。偶然会ったママ友とお喋りをしてリラックスできました。(お喋りしてて肝心の「歩く」をあまりしませんでした苦笑)

 

お風呂も毎日入っていますが、暖めるのが陣痛を促すのに良いそうです。夕方早い時間には公園で泥んこになった長男と入浴。

いつもの夕飯の準備〜片付け。

 

スマートウォッチの万歩計は5600歩。

 

夕飯の片付け後のんびーりしていると、我が家の土曜日ののんびり感を赤ちゃんも感じたのか、よくよく動いています。

こんなによく動いているんじゃ、まだ下に降りてきていないということ??また今日も生まれる気配は無いのかなあぁ。出てくるつもり無さそうだなぁと感じながら就寝しました。

 

2日前から破水したときのために、身体の下に長男のお昼寝用おねしょマットを引いていたのですが、これが後々役立ちました。

 

22時に就寝して、2度目のお手洗いに起きたあと。

眠れずにゴロゴロしていると、膣から何かスゥーっと、出た???

気のせいかな。

その10分後、今度は明らかにドバっと液体出た!!!

 

時刻は午前4時。

 

すぐに隣の夫を起こして「破水しちゃった!」

 

下に引いていたおねしょマットをふんどしのように巻いてお手洗いへ。透明な液体でパジャマも下着も靴下もびしょ濡れでしたが、幸いお布団や廊下は濡らさずに済みました。

おねしょマットで助かりました。

 

匂いや色もなく、尿もれでは無さそうなので、お手洗いに座ったまま病院へ電話し、陣痛タクシーを呼びました。

 

着替えて、陣痛タクシーで病院へ。

長男を起こして連れていくわけにはいかないので、最低限の荷物を持って一人で病院へ向かいます。

 

4時30分に病院到着。

陣痛タクシーの運転手さんはとても親切で、荷物を緊急外来受け付けまで運んでくれました。感謝です。

 

内診では子宮口6センチ。

 

尿検査。

そんなことをしているうちに、なんだか懐かしい陣痛の鋭い痛みが始まりました。

 

モニターつけると5分間隔。

 

規則的な痛みは、キューッと激しく。

30分後には5分間隔でも便が出そうな?!押される痛みも加わりました。

 

そこで、助産師さんが内診。子宮口8センチ!!!!!?

 

さぁ!歩いて!!!?分娩室行くよ!

頑張って!!

 

えぇー!歩けないよ。

 

歩いて分娩台乗ったら全開(子宮口10センチ)になるから!

 

と、ガクガクで歩けないわたしの両脇を助産師さん二人が抱え、一人の助産師さんは片手でわたしのお尻を抑えながら(平常時なら考えられないスタイルですよね、思い返すと恥ずかしい)ナースステーションの先にある分娩室へ。急ぎ足!!

 

分娩台に登るのも一苦労。ガックガク!ガクガクです。

 

お医者さんが呼ばれ、助産師さんたちも手早く準備を整えています。

 

感染症対策からか、長男を出産したときよりもみんなゴーグルしたり、フェイスカバーしてたり、ヘアキャップ被ったり重装備です。

わたしもマスクはつけたままでしたが、思ったよりも息苦しさはありませんでした。

 

息苦しさよりも、痛みのが強い。

 

モニターの陣痛の痛みを見ながら助産師さんが呼吸の指示をだしてくれます。

早く出てきて〜

 

もう、頭出てきてるよ!!

 

で、3回目のイキミでスポーンっと出てきました!

オギャーっと産声と共に、目の前に赤ちゃん差し出されました。

ちゃ、茶色い??!大丈夫か?!我が子!?

 

一瞬目を疑いましたが、助産師さんたちは喜んでるし、おかしくないのか笑

これが普通??

 

その3分後、胎盤が出てお産が終了。

時刻は6時20分。

陣痛の痛みはその時点で消え去っていました。

 

病院着いて1時間50分。

あっという間の出来事でした。

 

わたしのイメージでは、陣痛が5分間隔、3分間隔、2分、、、、と縮められていって、出産になるのかと思っていましたが、5分から一気に出てきてしまった感じです。

経産婦ならではかもしれませんが、イキミも3回くらいしかしていないので、当然楽でした。

長男のときは、最後人工呼吸器もつけたし、助産師さんがお腹に乗るような感じで、お腹を押してもらってやっと出せたというのに!今回のが、自分で生めたという感覚が強いです。長男は助産師さんたちのチカラを借りて生ませてもらった。って感じでしたから。

 

もう一つ、びっくりなことに会陰切開もしませんでした。1センチ位裂けただけだそうで、立ち会った医師が直ぐに縫い合わせしてくれました。

これは回復早そう!!

 

円座クッション無くても座れそうだし、痛みで腰を丸めて歩く必要も無さそうです。

 

安産とはまさに!!!こういうこと?!

たくさんの安産お守りに感謝しました。

 

このあと、次男もわたしも身体をきれいにしてもらったり、採寸、計量してもらったり。

準備が整ってから、約1時間母子早期接触。カンガルーケアをさせてもらいました。

 

こんなにも柔らかくて、暖かくて、儚いものは他に無いんじゃないかと思うほど可愛い我が子なのでした。

長男のときは出産時の疲れもあったと思いますが、初めての赤ちゃん。儚すぎて、ちゃんと生きているか?!怖くてあんまりその時を楽しめませんでしたが今回は違います。

 

幸せの1時間でした。

 

その後、生後2時間経過で小児科医の検診があるとのことで次男とは離れ離れ〜になるのですが、その後元気だと思っていたのに信じられないことが起こったのです!

それはまた後日お話しします。

 

取り急ぎ、無事に安産できたご報告なのでした。