りっこのママブログ

5歳差兄弟の育児日記

保育園の下調べ。わたしの重要視したポイント!

 

ようやく秋の気配が漂い始めました。

暑さも和らぎ、来年度入園の保育園の見学を始めたママさんパパさん、いらっしゃるかと思います。

 

保育園は大切なお子さんの大切な大切な時間を過ごす場所。

乳児から幼児にかけての感受性豊かなこの時期を誰と、どんな環境で、どのように過ごすかは非常に重要です。

そして、我が子を預けて働くお父さん、お母さんにとっても「信頼できる」相手に預けられなければ仕事どころではありません。

 

保育園は長いと一日に12時間子供が過ごす場所なのです。親子共々安心できて楽しく過ごせる。そんな保育園を見つけたいと思いませんか?

 

 

現在、我が家は家からは少し離れているのですが、大変満足できる保育園に息子を預けることができています。

日々の生活の効率化を図るためには、もっと近くにも保育園はありますが、息子の大事な6年間のために何よりも先生たちの人柄と環境を重視して選びました。

4年前のことにはなりますが、どうやってお気に入りの保育園を見つけたのかご紹介します。

 

 

まず、保育園探しの第一歩としては区役所の保育課へ行って自宅近くの保育園事情がどんな感じなのかを探っておきます。

これはまだ子供が生まれていない妊娠中でもOK。保育課の方は丁寧に教えてくださいます。

生まれる前に仕事復帰のイメージがつけられます。

保育園は

保護者の就労の必要性はもちろんのこと、就労実績がどのくらいなのか?

 

家庭環境、近隣に助けてくれる近親者がいるのか??

 

などなど子供を取り巻く環境の要素を「指数」として点数化して点数の高い順番で入園者が決まるシステムです。

 

区役所の保育課へ行くと、まず自分の指数を把握することができます。

そして、自宅近隣にある保育園で入れそうなところはあるのか??

地図を広げて案内してくれます。

わたしはそのリストの中から良さそうなところをピックアップして、見学予約をしました。

 

区役所のホームページでも指数の計算方法や保育園の住所、定員は公表されていますが、実際に保育課の方とお話ししてみると、保育園の特徴や評判、通園のしやすさなど教えてもらえるのでとても有効でした。

今の保育園に出会えたのも、区役所の方の「駅からは離れているけれど歴史のある老舗の保育園で、園庭があり静かで環境抜群」という一言を聞かなければ「こんな駅から遠い保育園は論外」と、見学すら行かなかったことでしょう。

子育てと仕事との両立という未知の世界ですが、プロに聞くことの大切さを感じます。

 

 

保育園の一日を知るにはこんな本も読みました。

 

 

まるごとわかる保育園

まるごとわかる保育園

 

 

 

 

 

登園〜あそび〜おやつ〜あそび〜お昼ごはん〜お昼寝〜おやつ〜あそび〜お迎え

という子どもたちの基本生活。

 

そして、先生たちのシフトのルーティンも書いてあります。

基本的に全国の保育園では同じような生活が成されているのでこちらも読んでおくと保育園、保育士さんへの理解が深まります。

 

 

 

 さて、本題です。

満足できる保育園選び。とは。

皆さん重要視するポイントはどこでしょう?

何件か保育園見学をした上でたどり着いたポイント。わたしの場合は以下でした。

 

1.園児に対して職員(大人)の人数が多い。

2.園庭があり、のびのび外遊びをさせてもらえる。

3.食育に力を入れている。

4.季節ごとのイベントを大切にしている。

5.職員の方が笑顔で働いている。

6.通園のしやすさ。

 

 

 

この優先順位は皆さんそれぞれかと思います。

 

やっぱり通園のしやすさが1番大事!という方も多々いらっしゃると思います。

小さな子供を連れて雨の日も暑い暑い夏の日も歩く道。近いに越したことありません。お買い物できる場所も欲しい。わたしも最初はそう思っていました。

 

 

けれども数件の見学をすることにより、保育園の個性が見えてくると大事にするポイントは違うんだな、とわかってきます。

 

ひとつずつ何故そう感じたのか記しておきます。

 

1.園児に対して職員の人数が多い。

→これは大規模園(総園児130人)だからそう感じたのかもしれませんが、とにかく大人の人数が圧倒的に多いと感じたが今の保育園でした。

年齢に応じて保育士の人数は定められていますので、どの保育園でも守られているのは当然なのですが、、、保育士さんだけでなく、補助の先生、給食室の先生、地域の支援員であれ、どんな立場であっても大人の目が多いというのは安心感あります。

 

 

2.園庭があり、のびのび外遊びをさせてもらえる。

→園庭があると、午前中だけでなく午後も外遊びができることはもちろんのこと、お野菜を育てたり、亀を散歩させたり。季節の草花や虫の観察もできます。

息子の保育園は屋上やベランダも開放して、ゴザを引いて赤ちゃんを日光浴させたり、三輪車やストライダーで遊べたり。

ビルの中にある窓を締め切りにした環境よりものびのびと色んな経験ができていると感じます。

 

 

3.食育に力を入れている。

→保育園には給食室はつきものですので、どこの保育園でも出来立てのものを温かい状態で食べさせていただけると思います。

比較したポイントとしては、委託業者に頼んでいるか、保育園で直接雇用した栄養士さんがいるか。でしょうか。

息子の保育園はホームページで毎日給食をアップするほど給食にチカラを入れてくれています。保護者会でも栄養士の先生が家庭での食事の相談にのってくれるなど食事の大切さを教えてもらっています。

献立表を見ても「これを完食して食べてくれてるなら家で大したもの食べてなくても安心!!」と思えるほど季節の食材が豊かです。

 

4.季節ごとのイベントを大切にしている。

→イベント事においてびっくりしたことが「うちの保育園は運動会なども園児のみで平日行っています。決して保護者の方のお仕事のお邪魔はいたしません!病時以外で保育園に呼び出すことはありません!」という保育園があったことです。

もちろん仕事は大事ですが、子供にとってのイベント事も大事ではないですか?

保育園の為に仕事を休むなんて有り得ない!という方にはもって来いの指針なのでしょうが、、、

 

息子の保育園は保護者会、保育見学、パパママ先生という半日保育の体験会は平日にあります。出席欠席は自由ですが、ほとんどの親御さんが都合をつけて来ています。

その他、大事な年間行事も土曜日午前中に入ってきます。運動会、お遊戯会、お祭り、親子遠足、入園式、卒園式。役員に選ばれれば役員会も年数回。

どの日も都合がつかない場合は予めお願いすれば通常保育も可能です。

うちの保育園はイベント多すぎかもしれませんが、日常の子どもたちの様子を見られたり、保育士さんや他の保護者と親しくなれたり。参加するメリットはたくさんあります。

大規模な運動会やお遊戯会での大舞台を小さいうちから経験しておくことも、小学生になったときの訓練になりますね。

 

5.職員の方が笑顔で働いている。

→見学しに行くと、保育士さんがその職場に満足して働かれているかよくわかります。作り笑顔でない、愛情をもった笑顔をしているか。。。クタクタに疲れた保育士さんでは心配です。

 

 

6.通園のしやすさ。

→息子が大事な時間を過ごすこの場所になら送り迎え6年間、やってやろうじゃないか!!と思える場所かどうか。

人通り、車の往来の多さ。

帰りにちょっとしたお買い物できるかな?

帰宅時は18時過ぎるので冬場は真っ暗になるのでその点も考慮するといいですね。

 

 

 

いかがでしょう??

 

今年はコロナウィルスの影響で、保育園見学もままならない、、、という声も耳にしますが、実際に施設、保育者、園長先生にお会いすると園の個性がわかります。

 

施設の中まで見られなくても、お話しすると自分たちに合うか?合わないか?を感じることもできます。

待機児童になると困るからとりあえず希望園をたくさん書かないといけない!?現実もあるかもしれませんが、入園してから後悔するのは辛すぎます。

 

11月の申し込みに向けて、お気に入りの保育園がたくさん見つかりますように。