はやくも妊娠五ヶ月も半ば。
戌の日を前に、だいぶお腹も大きく張り出してきて重くなってきてしまったのでちょっと早いですが腹帯を巻くことにしました。
腹帯はお腹の膨らみが目立ち始める妊娠中期。妊娠五ヶ月の最初の戌の日(犬はお産が軽いということから、あやかって戌の日)に安産のお参りをして、腹帯を巻き始める、、、慣わしです。
さらしはガードルのようなパンツタイプから、腹巻タイプ、ベルトのタイプ、昔ながらのさらしタイプ。色々あります。
わたしの場合は五年前の長男妊娠時、通っていた整体院の先生に昔ながらのさらしの腹帯を勧められて巻いていました。
腰痛の防止、冷えの防止のためだった記憶がありますがそれ以上にもよかったことが沢山あります。
さらしの腹帯は綿100%のただの一枚布。長さは5メートル。これをお腹に自分でくるくると巻かなければならないので、ワンタッチで済む他のパンツタイプや腹巻タイプに比べると取り扱いはかなり面倒です。
けれども慣れるとお手の物。
さらりとして肌触りが心地よく、自分の気分で締め付け具合も調整できるのでとても便利です。
わたしの場合、長男妊娠時は肌の乾燥する冬時期だったことと、初めての妊娠で肌が伸びる過程で生じる痒み(腹部、背中、腰部分)がひどく、とてもナイロン素材のピッタリしたものを履くことができる状態ではありませんでした。
今回、2回めの妊娠だからか前回ほどの痒みはありません。そして季節は逆で連日の猛暑ですが、綿100%さらしの腹帯は暑いどころかさらりとしていて、不思議と汗でぐちゃぐちゃになることもありません。
季節を問わず、肌トラブルにも優しく、日々変わる体型にも自在に適する。
昔から妊婦さんと赤ちゃんを守ってきた伝わるこのさらしタイプは万能なのです!!
今回はこのさらしについてご紹介します。
長男妊娠時の5年前。さらしをどこで手に入れたのか。
まず、第一子妊娠時(2015年11月)妊娠五ヶ月の戌の日に水天宮のお参りへいきました。
そこでご祈祷時にいただいたのがこちら。
このさらしは生成りでさらりとしていて高級感あります。
あとは整体院でいただいた普通のさらしを二本もっています。
こちらはいわゆる手拭いのような布地。生成りのものに比べると若干のゴワツキ感はあるものの、生地に引っかかりがある分だけ巻いた際に緩みにくく便利です。
わたしはどちらが嫌ということもなく、その日の気分で使い分けています。
こんな風に。横で真ん中で半分に折り、くるくると巻物のようにしておいて利用します。
写真ではわかりにくいですが、右手が生成りのもの、左が真っ白な普通のさらしです。
本来はアイロンをかければもっとピシッとするのでしょうが、5メートルもあるものを毎日アイロンがけも面倒ですのでわたしは適当にくるくるしています。
ただのこんな長い布地をベランダに干すのは面倒なので、このところは乾燥機にお任せしています。
乾いたら4歳になる息子に布地をピンっと持ってもらい、わたしがくるくる巻きます。赤ちゃんのためのお手伝いにもなりますね。
お腹に巻くのは朝起きてから。
洋服に着替える前にお腹に巻いていきます。
骨盤のあたりからぐるりと一周し、おへその下でV字に切り返して、また一周、、、
やり方は整体院で教えていただいたのと、YouTubeで検索して覚えました。
五ヶ月の現在は三周半巻けています。
最後は布地の尻尾の部分を巻いている隙間に差し込むだけ。
保育園の送り迎え、電車通勤、そして仕事で一日中立って動いていても全くほどけません!
最初は「こんなに長いものが解けてきてしまったらどうしよう、、、」と不安になることかとおもいますが、意外と大丈夫です。
お休みの日に練習して慣れておけばお出かけ時や、お仕事の時も安心できます。
あとは気になるのは、こんな長いものを巻いて必要以上にお腹が目立ってしまうのではないか、、、という心配もあるでしょう。
こちらも心配ご無用です。
お腹が固定されて安定するので見た目にもしまって見えます。
ひとつ残念なのはお手洗いへ行った時のために肌着(パンツ)はさらしの上にくるように履きますので、肌着のウエスト部分のゴムが必要以上に伸びてしまうことでしょうか。
そこは消耗品なので割り切って利用するしかないですね。
最後に、わたしがさらしをしていてよかったことをまとめます。
- 腰痛の防止
- 冷えの防止
- お腹の張り予防
- お腹が安定することによる安心感
- 赤ちゃんとの一体感が増す。胎動が分かりやすくなる。
一見初心者には手を出しにくい腹帯さらし。
ただの布ですが、こんなにも万能で良いこといっぱいですのでぜひお試ししてくださいね。