りっこのママブログ

5歳差兄弟の育児日記

毎日百人以上の人と話すのに飲食店従業員のわたしが病に強い理由。

私はもう20年近く接客業をしています。

業種は主に食べ物を扱う飲食店です。食品の販売をしています。

私はもともと身体が丈夫なので病気には強いのですが、周りのサービス業の友人たちを見ましてもインフルエンザにかかるとか、しょっちゅう風邪をひく人をあまり見かけません。

基本的に飲食業界はブラックなので、毎日拘束時間は正社員は12時間近かったり(さらにはもっと長い)しますし、シフト制で朝と夜の生活がバラバラであったり。。。普通の朝9時から18時まで働いている人に比べて生活リズムに日々ばらつきがあります。

かくいう私も、若い頃は22時閉店の店舗に勤務しており、帰宅すると日付が変わっている、、、ような生活をしていたこともありました。

更に深夜営業をしている店舗に勤めている人は睡眠時間がかなり短いと推測します。

 

一日にたくさんの人と接し、話している。

不規則な生活。

 

それなのに健康を維持できるのはなぜなのか??

 

今まで普通すぎてあまり考えたことなかったのですが、今回の新型コロナウィルスの感染拡大の影響により飲食業で身についている習慣が外から入ってくるウィルスに強くしてくれてるのかも??と感じましたので以下あげてみました。

 

 

  1. 手洗いの頻度が高い。

外出から自宅に帰った時、お手洗いに行った後、食事をする前だけでありません。

店舗からちょっと外に出て戻ったらコロコロで衣服に着いたホコリや毛を取り、手洗いします。店舗外に出なくても1時間に一度決められた時間に手洗いもします。

それに加え洗い物など水仕事が多い。

これに慣れているので休日などに一定の時間以上手を洗わないと手を洗いたくなりウズウズします。

 

2.アルコール消毒の日常使い

テーブルや椅子、棚を拭いたり、、あらゆる時にアルコールをシュッとしてからフキンで拭いています。

お金を触った後なども手にもアルコール消毒します。

フキン自体も洗剤でよく洗ってから、サニタイザー溶液につけたりしているので、普通に水で流して湿らせたものとは違います。

 

 

3.使い捨てマスク、手袋の日常使用。

職場によって。ではありますがマスクの常用が義務付けられていることもあります。使い捨て手袋も食品を直接触れる際には常時利用します。

 

4.制服着用により、同じ洋服、靴を着たままにならない。

今、アメリカなどでは外から帰宅したらすぐに着替えて洗濯する。と聞きました。花粉症ではないですが、洋服にもウィルス付着の心配はあるのですね。

その点では普段から同じ服を着ていない。というのもよかったのかも。と感じています。

 

5.お客の出入りがあるので、空気の流れがある。換気できている。

今は窓を開けて換気換気、と言われていますが、全館冷暖房の付いている店舗でも扉を出入りするお客さんがいる限りはある程度空気の流れがあります。

 

 

6.好きなことをしている。趣味の延長で働いている人が多い。マインドが上向き。

飲食業はブラック。。。とよく言われます。低賃金だし、長時間労働、肉体労働は当たり前です。

けれども働いている人が多くいるのは何故でしょう。

それは「美味しいものが好き、お酒が好き、お客さんと話すのが好き」という気持ちがあるから従事する人がいるのです。わたしは20年この仕事を続けていて管理職を経験した後、出産して今はパートの身ですが、仕事に行きたくない。と思ったことはありません。

多分好きなものが目の前にあって、それを喜んでくれるお客さんがいるからです。そして、その気持ちを共有している仲間がいることも大きい。暇な時間の無駄話もまた楽しんでいます。

 

 

以上。

 

対面販売で毎日100人程度の人と話す、混んでいると店舗が満員になる。(この外出自粛要請出てからは閑散としてしまってそんなことはなくなってしまいましたが)状況でも風邪をうつされず元気でいられる理由。かと思います。

 

お客様への食の安全のために。と思ってやっていることが、いつの間にか自分の身を守ることにつながっていた。。。ということです。

 

医療従事者や、風邪をひきやすい子供を預かる保育関係者の方などはもっときちんとした衛生管理をされているのでしょう。こんなに海外からの帰国者の方から新型コロナウィルスの感染の報道がでているのに、同じ空間に乗っていたはずの客室乗務員の方の感染のニュースがないのも凄いなぁと感じています。

 

全くわたしは直接罹患者の方と接する職業とは違いますが、意外と身の安全につながっていると今回の件でよくわかりました。

 

引き続き、この衛生習慣を守りつつ元気に暮らしていきたいです。