保育園のクラスメイトにネパールからきたお友達がいます。
ママはわたしよりもずっとずっと若い。二十歳の時に結婚して日本に来て、出産して子育てし、介護施設でお仕事されています。まだ日本に来て五年くらい。
日本語でも普通に会話できるのですが、いつも一歩下がって恥ずかしそうにしている控えめな女性です。
慣れない日本での生活、細かい保育園のルール。ご苦労もおおいだろうと思っていたところお迎えの時間が同じだったことと、徒歩通園だったこともあり、とても仲良くなりました。
今では「寄ってって〜」と、お夕飯に誘ってくれるようになり、美味しいネパール料理をご馳走してくれます。
「いつでも来てね。来てくれるととても嬉しい」
と言ってくれます。
本当は新型コロナウィルスの影響で他人のうちに上がり込むようなことは本来であれば控えなければならないのですが、外国から来てこの社会情勢には不安もあるようでついついお言葉に甘えてお邪魔してしまいます。
ネパールはインドの右上にある小さな国です。
勝手なイメージで、ネパール=インド=カレーやナンを想像しましたが、ネパールとインドは隣同士でも全然違うようで、彼女のお料理は街のインド料理屋さんでたべる料理とも全然違っていました。
欧米の人が日本と韓国となりだからイコールと思ってしまうような感覚?でしょうか。彼女はインド料理は好きではないそうです苦笑
彼女はいつもまず暖かいチャイをだしてくれます。
お料理は、、とにかく野菜をいっぱい食べさせてくれます!ヘルシー!だけど日本人のわたしからすると量がとても多い笑!!
豚肉、牛肉は食べないのでお肉は鶏肉です。
キャベツのサラダと鶏肉のスパイス炒めと、インゲンとジャガイモの煮物。
どれも辛くはないし、優しい味付け。ただ、日本食と違ってターメリックやカルダモンなどのハーブを利用しているからか独特なスパイス系の味はします。
クセになる美味しさです。
お米は日本では珍しいバスマティという細長いインディカ米を出してくれました。日本のお米も好きだけど、これはこれで美味しくいただけます。
我が家の3歳児がこのお米をどう思うか心配でしたが、何も言わずにもりもり食べてくれて、なんだかわたしも嬉しい気持ちになりました。
ダールと言う、お豆のスープを出してくれたこともありました。
そのままいただいてもいいし、ご飯にかけて食べてもOK。さらっとしていて美味しい!
モモというネパールの餃子をご馳走になったこともあります。
皮から手作り!
形は餃子もいうより小籠包のようです。
お肉はなんと!鶏肉。
鶏肉とニラとキャベツでカレー味。鶏肉の餃子は初めてでしたがお肉の独特な臭みがなくて美味しい!
今度うちでも餃子を鶏肉で作ってみよう!!
できた餃子は、蒸します。蒸し餃子。
やっぱり小籠包みたい。
ディップするソースはフムスのような大豆で作ったソース。
茹でた大豆に生姜とニンニクを下ろし入れ、玉ねぎ、トマトをみじん切りにして短時間炒めたものをミキサーで混ぜたのだそうです。
本来は赤唐辛子を入れて辛くして食べるようですが、日本人のわたしたちように辛くしないでおいてくれました。
ディップして、一口で食べるのが本場の食べ方のようですがとてもとても大きくて一口では食べられません!美味しい!
幾つでも食べられる美味しさです!
楽しくお喋りをしながら、異国の話を聞くことができる。とても貴重な体験です。
こんな体験を3歳から身近な人を通してできることは息子にとって大きな財産だなぁと感じる毎日です。
今度はご馳走になるばかりでなく、ネパール料理をもっと詳しくレッスンしてもらおう!