我が家の乗り物大好き3歳男児。
眠る前に読むお気に入りの1冊があります。
2年前。まだ夜泣きしたり、入眠するまでに時間がかかる(眠るのが怖い)時期に購入し、毎晩毎晩読みました。
この本があると、息子はスムーズに布団に向かうことができました。
イヤイヤぐずり、風呂に入った後も眠らずに遊んでいる、、、困った困ったの1、2歳。
とにかく早く眠って欲しい、私も早く眠りたい、、、ばかり考えていました。
当時のわたしの助けになった思い出の一冊を今日はご紹介します。
それは
【おやすみはたらくくるまたち】
ニューヨークタイムズのベストセラーリストNo. 1にも輝いた作品です。
25センチ角くらいある大きなサイズも販売されていますが、うちにあるのはボードブックで小さなサイズです。
このサイズ感がまた子供の小さな手にフィットしていい感じです。
さて、お話しの内容は、、というと。
ブルドーザー、ショベルカー、ダンプカー、クレーン車。工事現場ではたらくくるまたちが1日の作業を終えて、身体を休めるまでの物語です。
一生懸命働いて、疲れた身体を休ませる。人間と同じように星空の下で車たちが眠りにつきます。
登場人物は働くくるま(重機)のみ。
人間が登場しないところが、夜になったら「眠りなさい!!」という印象の押しつけがなくて子供にも心地いいのかもしれません。
生活習慣【夜は眠るもの】を身につけさせる物語であるのに、登場するのがすべて重機というのがとても面白いです。
擬人化された可愛い動物とか、自分と同じような母と子、父と子。ではないところが面白い。
クルマ好きな男児に特におすすめです。
日曜日に外出して工事現場で重機が止まっているのを見ても「みんな寝てるね〜、おやすみだものね」と言っています。
強そうな重機だって、人間と同じようにくたびれるから休むんだ。
もちろん重機を操作している現場の方たちがあって動いているわけなので当たり前ですが。物を大切に、労る心を養えたらいいなと思います。
子供が早く布団に入ってくれることは、子供のよりよい成長のためになるだけでなく、毎日忙しく働くお母さん、お父さんの心を休める時間を増やすことにも繋がります。
1分でも早くお布団にむかってくれる手助けになったなら、この本の果たす意義は親にも子供にもあり、とても大きいです。
眠らずに夜を楽しんでしまうお子さんをお持ちの親御さん、よろしければぜひお試しください。
もしくは、そんな元気なボーイズのいるお宅へのプレゼントにも、おすすめです!
3歳、4歳とありますが読み聞かせなら充分1歳、2歳でもOK!
道路での工事現場に少しでも興味がある子なら面白がってくれるはず。
4歳目前の息子ももちろん今でも大好きです。まだまだわたしに強い味方の夜の絵本です。