今週のお題「大切な人へ」
お正月やお誕生日、大切なひとたちから息子へお年玉やお祝いを戴く機会が多々あります。
皆さんはその大切な人からの大切なお金、どうしていますか?
将来に備えての貯金でしょうか?
わたしが子供の頃、両親は
「好きなものを一つ買って、あとは貯金しなさい」でした。
正直言って、その貯金したお金がどうなったのか??大人になった今ではわかりません。。。
好きなものを買っていいと言われて、何を買ったのか??も覚えていません。もしかしたら両親が、わたしの学校入学準備やお稽古ごとの経費に利用したのかもしれませんが、それすら定かではありません。
お金を自分で稼ぐようになって、お金を生み出すことの大切さを痛感。
大切な人のお金を自分のために有効活用していなかった。なんと無礼なことをしていたのだろうと後悔しました。
なので、息子のためにいただいたお金は息子のために、きちんと見える形で使って、きちんと報告しようと決めました。
なぜ報告が必要かと言うと、やはりお金を出してくれた方に息子のために有効利用したことを喜んでもらいたいからです。
多分、お金をくれる方は息子に何が必要か分からないからお金、現金や商品券をくれるのです。
必要なものを知っていて、買い物に行く時間があれば、そのモノを買ってプレゼントしてくれるでしょう。
けれども田舎のおばあちゃんは買い物にもでかけられないし、息子が何を喜ぶかもわからない。だからお金をくれるのだと思います。
だったら親のわたしが息子のためになるモノ、喜ぶモノを買えばいい。
貯金も必要ですが、将来なんのお金か分からなくなるよりも、その場で使って役に立った報告をして喜んでもらった方がいいからです。
この2020年のお年玉は
国立科学博物館の年パス(大人二枚)3000円
恐竜図鑑
ドラえもんの恐竜ブック
を買いました。
田舎の叔母や祖母にこの買い物をしたことを伝えると、恐竜に興味を持ったこと、年パスを買ったことにより一年間わたしたち家族が国立科学博物館を楽しめること。をとても喜んでくれました。我ながらいい買い物をしたな、と思っています。
過去に遡ると、
・息子用のストッケの椅子(約3万円)
・mont-bellのレインコートや夏用の帽子(約1万円)
・木製ダンプ型の収納のある積み木(約1万円)
など、欲しいけど、ちょっと自分たちで買うには高いな〜というものを買わせてもらいました。
そうすると、ただ単に買ったものよりもモノに物語がプラスされて、大切に利用するようになります。
「○○おばちゃんに買ってもらったお洋服だよ、大事にしようね〜」と。
義理の母はお小遣いで買った保育園用のスニーカーがボロボロになったのをみて喜んでくれました。いっぱい動けるようになったよね!と。
みんな、子供が成長する姿をみるのが何よりも嬉しいのです。
その成長の過程に自分のあげたお金が役に立った!というのが感謝の印になると信じています。
あとはお礼の商品を発送して送るよりも、一眼顔を見せにいくこと、電話して声を聞かせてあげることが何よりも喜ばれます。みんなお返しのギフトが欲しくてお小遣いをくれているわけではありませんから。
そんな大切な人からの大切なお小遣い。心遣いを無駄にせず、お金の大切さと感謝の気持ちを息子に教えていきたいです。