ふらりと寄った図書館でこんな本が目に入りました。
3歳児にはちょっと難しいかな?と、思いつつも、わたし自身も興味のある分野だったので借りてみました。
世の中には、何気なく食べているけれども実際それが何からできているのかわからないものがたくさんあります。
パンは小麦から、お味噌や醤油は大豆、チーズは牛乳、、、などが分かりやすいですが、ちくわやかまぼこは?ラーメンの麺は?油揚げは??バターは牛乳をどうしたらあんなに黄色くなるの??とか。
などなどパッと一瞬?あれ?と思ってしまうものが色々あります。
この本はその「あれ??」を解決してくれる本のようです。
偶然、一昨日の出来事ですが3歳の息子が頂き物のクッキーを食べながら「これはお煎餅??」と言いました。
「クッキーだよ??」
まぁ、商品名はサブレ、ですが一般的に言うクッキーでした。
お煎餅はお米から、クッキーは小麦からできているんだよ。
小麦粉は普段からパンを作ったり、ホットケーキ を作ったり、3歳児にとっても身近なものですが、小麦粉の元が「麦」というところまではイメージ湧かない。
更にお煎餅はお米。と言っても米粉ってあんまり身近でないですよね。
お米って言うより、お餅のイメージかしら。
例えばお米だけでみると、こんな感じで色々な商品に派生しているのが分かりやすく掲示してあります。
粉の引き方、煎り方、蒸し方、また菌をつけて発酵させたり、、、人類の知恵の宝庫です。
米、麦、とうもろこし、大豆、牛乳、イモについてのこの変身地図が書かれています。すっごい面白くて見入ってしまいます。なるほどー!!がいっぱいです!
上記の「煎餅?クッキー?」の話のあと、3歳児に一応この写真を見せながら説明しましたが、まぁどこまでわかっていることやら。
口に入れるからには自分の身体になるわけで、最低限の何からできているのか。は分かってもらいたいなと思います。
クッキーは最初からクッキーなわけではないんだよ!!!と。
正直、わたし自身も全てのことを完璧には答えられないし、漠然としたイメージしか持っていないことが沢山あります。
私たちの食事の時間を豊かにしてくれて、楽しませてくれる食材に感謝の気持ちを持つためにも、この本は有効だなと感じたのでした。
あらかじめ読むよりも、本棚に置いておいて疑問が湧いた時に調べる。スタイルのがいいかもしれません。
ググる、とはまた違った新たな発見が得られそうですね。
すがたをかえる食べ物図鑑
監修 石井克枝
あかね書房