2年くらい前に出版された経済評論家の勝間和代さんの「食事ハック」。
勝間さんの家事のテクニックは我が家を豊かな生活へ導いてくれています。
今回改めて図書館で借りて読んでみました。
勝間さんの影響で導入したのは、ホームベーカリー、ホットクック、ヘルシオ、T-falとPHILIPSのスライサー、、、などなど。キッチン周りだけでも多岐にわたります。
2年くらいかけて導入しつつ、不要なものは捨てていき今はかなり厳選されたものになってきました。
このお陰で家事は大変スムーズになっているのですが、時間の経過とともに独自のやり方に凝り固まってきているので、再読してよりよい使用方法に改善していきたいと思っています。
今日はこの中でもホームベーカリーの使用方法について。改善した点をご報告します。
我が家ではホームベーカリーでパンを2日に一度焼いています。
大人二人、3歳一人で朝食で半分食べます。
星の天然酵母で起こした天然酵母菌を利用して、普通の白い食パン、全粒粉パン、ライ麦パイを気分に応じて作っています。
仕込むのは前日の夜、私が起きてちょうどパンを取り出せるように6時10分焼き上がりでタイマーをかけています。そうすると私が身支度をしている間にちょうどパンが焼けて型から取り出せます。
夫と息子が起きてくると熱々焼きたてのパンをカットして食していました。
これがすごく美味しい!
難点はふわふわすぎて上手に切れないこと、また型の底についている羽が絡まってしまってパンがなかなか出てこないこと。朝からわせわせ熱い型を降ってガンガンやってやっと出てくる有様でした。
そんな毎日に疑問を持っていたわけでは無いのですが、この本を読んで新たな発見がありました。
パンは実は焼きたてではなくある程度冷まして切った方が水分が落ち着いて美味しい。そしてパサパサにはならないそうです。
確かに食べた当日は焼きたてで熱々でおいしいのですが、翌日は表面がカサカサになって硬くなってしまっています。
切り口から蒸気が出て乾燥してしまうのですね。
それを改善するために勝間さんは、
食べたい時間の3時間位前に焼き上がるようタイマーをセットしておいて、そのままホームベーカリーの中で冷ましてしまうのだそうです。ただ余熱で焦げてしまうため最初の設定を「淡い」にしておく。
早速やってみました。
☆ライ麦パンの場合☆
天然酵母25グラム
小麦粉180グラム
ライ麦粉120グラム
塩5グラム
佐藤17グラム
水180グラム(今の時期は常温)
焼き上がり時間はAM4時30分、食べる2時間毎の焼き上がりの設定です。
本当は本の通りに3時間前の焼き上がりに設定したかったのですが、仕込む時点で最短完成時間が4時半でした。食べる3時間前の3時30分に焼き上げるためには前日の夜20時30分までに計量してセットする必要があります。我が家は20時台は息子をお風呂に入れている時間なので仕込むのがちょっと難しいです。もろもろ1段落して仕込むと21時30分。
まず6時30分に型から出した様子です。
いつもと変わりませんでした。笑
冷めているのでミトンを使わず型を持てるのも新鮮。
しかも、いつもゆさゆさ降って型からだすのに大騒ぎなのに、、、
スコーンと!!!抜けたのです!
原因は、、、
なんと底の羽がパンに埋まっていて一緒に出てきていました笑
こんなの初めて!!
カットも、上手にきれましたよ!!
☆小麦粉のみ普通の食パンの場合☆
上記のレシピで
小麦粉のみで300gに変えた普通の生地の白い食パン。
天然酵母25g
小麦粉300g
塩5g
砂糖17g
水180g
セーグルと同様に
21時半にセット
4時半に焼き上がり
6時半型から出す
こちらもスコンと抜けました。
羽は埋まってませんでしたが、焼きたての時に羽に貼り付いてしまってちぎれてしまう現象はありませんでした。よって底の穴は小さくて済みました。
見た目はいつもとかわらないのですが、半分から下の部分が型の中で蒸れて少々湿っぽい、、、
もしかすると、この湿っぽさは勝間さんのいう「三時間」だと乾いているのかもしれません。
まだほんのり温かくカットはすごくしやすくなっていますし、さっと焼けばその湿っぽさはなくなりました。
この、予め焼いておくスタイル。
型を出すのもスムーズだし、切るのも綺麗に切れるし、翌日の劣化も少ない。
ので、もう少し我が家に合わせたスタイルで試行錯誤試してみようと思います。
ついでに、うちの3歳児の鉄板朝食メニューをご紹介します。
カットした食パンにトマトケチャップとチーズを乗せただけのピザトーストです。
朝食はジャムトーストと二択なのですが、断然このピザトーストをオーダーされることが多いです。
子供はケチャップとか、チーズとか好きですよね〜