早いもので連休も最終日。
今日はちょっと足を伸ばして那須まで行ってきました。
目的は那須湯元にある「鹿の湯」。
こちらは1380年の歴史のある湯治場です。
大人500円というお値段で硫黄の温泉を楽しむことができます。
湯元なので、山のいちばん上にあり、車で登っている途中から硫黄の匂いがぷんぷんします。
木造の昔ながらの建物で雰囲気あります。
この温泉、傷ついた鹿を癒した効果があるとして「鹿の湯」という名前がついているそうです。
硫黄を豊富に含んだ強い酸性の泉質。
白濁した湯は41℃、42℃、42.5℃、45℃、と分かれています。
鹿の湯の効用は沢山あります。
以下、パンフレットより参照。
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節の強張り、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔、冷え性、疲労回復
、やけど、切り傷、皮膚病、慢性婦人病、動脈硬化症、高血圧症、糖尿病、、、
三年前に息子が生後6ヶ月の時にもきたのですが、肌が弱くてガサガサだったお肌がツルツルになりました。
、、、というか、おむつも外れていない生後6ヶ月の赤ちゃんも入れるのに驚きました。
時は経って、3歳半になりだいぶ肌は強くなってきましたが変わらず保湿にヒルドイドは手放せない生活。じーじとパパと男湯で温泉楽しんで良い効能が得られたかなー
さて、湯治場なのでお湯の入り方もきちんと決められています。
1・かぶり湯
入浴前に熱いお湯をひしゃくで100回~300回後頭部にかぶると薬分を吸収して入浴後のめまい、吐き気を防げる
2・半身浴
最初の2分は胸辺りまで身体を沈め、その後全身を沈める
3・入浴時間 「短熱浴」
一度にお湯に浸かる時間は2分〜3分。上がって休み、また浸かるを繰り返す。
トータル15分程度。
などなど、浴室に書いてありますが、、、
ひしゃくで100回〜300回はとても無理!!!
浴室内は硫黄のガスを喚起するために窓が空いているし、古い木造なので隙間もいっぱい空いています。だから裸になってすぐは寒い!!
風と一緒に雪も舞って入ってくるほどで湯煙と合わせて幻想的です。
洗い場で身体を流したら一番入りやすそうな41℃に入りました。
その後は階段を降りて広めの湯船の42.5℃へ。広い方が入りやすい。
だいたい15分くらいで出てきました。
つるつるほかほかです。
利用してませんが、施設の奥には休憩部屋もあるようです。
木造で古い建物ですがお手洗いもきれいにリフォームされていて、補助便座も各個室についていました。子連れにも優しいです。
景色も良し!
☆☆☆☆☆☆
さて、時刻はお昼。
鹿の湯から車で5分。山を降る途中にあるお洒落で美味しいお蕎麦屋さん。
「新鈴」さん。
御座敷もあり、優しいご夫婦が切り盛りされています。
温泉の後、ゆったり美味しいお蕎麦を食べられてオススメです。
うどんはなく、お蕎麦しか無いのですが、唯一天丼があるので小さなお子さんでも大丈夫、、かな。
わたしは冬季限定の鴨汁うどんにしました。
暖かい鴨汁に、冷たいお蕎麦をつけていただきます。
お肉も柔らかくて美味。
その他天ぷら蕎麦なども豪華な天ぷらがのっていてボリューム満点でした!
オススメ!
☆☆☆☆☆☆
さてさて、次は更に車で15分ほどの距離にある、今牧場。というチーズ工房兼、牧場へ。
周りには牛舎と、ヤギさんがいます。
以前訪れた時は夏だったので、ヤギの赤ちゃんもいたり、シェーブルチーズも売っていて、それが最高に美味しいシェーブルチーズだったのですが今回は冬でシェーブルは売っておらず、ヤギの赤ちゃんも見られませんでした。
また春になったら来なくちゃ!!
シェーブルがなくても、牛乳で作ったチーズが5種類ほど売っていました。
中でも印象的だったのがこの「なすの」というチーズ。
シェーブルを作るのと同じ工程で牛乳で作ったチーズだそうです。
見た目は木炭がついていてシェーブルそのもの?!ですよね。
食べてみたらさっぱりとしていて、シェーブルよりも食べやすい。三歳の息子もパクパク食べていました。
値段も輸入品のチーズのように高額ではなく六百円台でお求めしやすいお値段でした。
そして何より美味しい!
こちらの牧場はヤギさんも牛さんも、みんな顔が穏やか。幸せな気分になります。可愛い。
今日はこの時点で13時半。
まだどこかに立ち寄りたいと思えば寄れましたが、Uターンラッシュも怖いし、今日はこれにて家路につきました。
お陰で渋滞に巻き込まれずに夕暮れ前に帰宅できたのでした。