りっこのママブログ

5歳差兄弟の育児日記

流産後、母子手帳はどうするの?問合せしてみました。

妊娠8週目で心拍確認の上、区役所でもらってきた母子手帳。

 

十週で流産してしまった今、はて?これはどうするのだろう??

 

ネットで「流産後 母子手帳」などと検索してみたのですが、

「特に申し出は必要なく、検診チケットなど利用されなければ行政は事情を察してくれる」

などとYahoo知恵袋に書かれていたり。

明確な答えは見つけられませんでした。

通常7週で心拍確認ができたら皆母子手帳もらいにいくんだよね?

病院の先生の言う約2割の人が十二週までに流産してしまう、、、とすると、現在のわたしのように真新しい手持ちの母子手帳、どうしたらいい??

という疑問は珍しいものではない気がします。

 

いくら任意で貰いににいくものとしても、名前も住所、養育の意思確認など記入してきました。

マタニティマーク、検診チケット、マタニティフォトなどの妊娠お祝いチケットなどなど、色々いただきました。

何も届け出なし。本当にそれでいいの???

 

そうは言っても、どこに届け出るのかな?区役所?

と、思っていたところ自宅に「妊婦歯科検診のお知らせ」が届きました。

 

よし、ここに書いてある保健所の健康推進課に電話してみよう。

 

保健所に電話すると、母子手帳の管理担当という女性の方とお話しできました。

流産してしまった旨お伝えすると、驚きと共に本当に気の毒そうに、対応してくださいました。

母子手帳、持っているのも辛かったら、こちらで返却承ります。

歯科検診もマタニティフォトチケットももし受けたければ利用しても構わない。と。。。。

 

しかし、身体から赤ちゃんが出て行ってしまった今、マタニティフォトを撮る気にも、歯科検診を受けるのも、、、ちょっと違います。

 

母子手帳の返却も、特に必要なさそうなのでそのままいただいておくことにしました。

 

「長男出産の時に、色々お世話になりましたので、また機会があったら利用させていただきますね」

 

と言って電話を切りました。

 

こういう電話する人、あんまりいないんだな。

担当の女性の電話口の驚いた様子を察するにそう感じました。

 

わたしの区では「ゆりかご相談」という妊娠した際に保健師さんと面談できる制度があります。

出産への不安解消だけでなく、生まれた後育児に協力してくれる人はいるか?養育費に不安はないか?

などなど、色々お話しできます。

 

よくよく考えてみたら、この「ゆりかご相談」妊婦さんだけでなく、流産してしまった人でも必要としている人、いるんじゃないかな?

 

わたしは今回たまたま流産2回目だし、長男出産時の担当医とお話しできたり、心の整理が早めにできたけれど、初めての時はやっぱり道端で赤ちゃんを見るだけで涙が出てくるほど悲しかった。

妊婦さんとすれ違うのも辛かった。

 

あの時もし、助産師さんなど女性の身体に理解のある人にカウンセリングしてもらえたら、いつまでも涙を流さずに済んだかもしれない。

 

そして、こうしている今も涙を流している人がいるかもしれない。

 

そう考えたら、ものすごいプライベートなことではあるけれども、身内でも友達でもない、第三者の人に話を聞いてもらって、「大丈夫ですよ」と言ってもらえたら良いのではないでしょうか。

行政の皆さん、妊娠した人、届け出あった人みんなのフォローをぜひお願いしたい!と思います。

結果として、妊娠継続に至らなかったとしても「やっぱり赤ちゃん欲しい!」と思う前向きな気持ちを持てたなら、少子化対策にも繋がるでしょう。

 

産婦人科はいつでも大混雑です。

先生も忙しそうです。

ぜひ、保健師さん、助産師さんのカウンセリングなど妊娠したいけどできない(できなかった)女性へのバックアップも行政にはお願いしたい!と今回の使われなかった母子手帳から考えたのでした。