今朝、ラジオで新しい言葉を知りました。
「さざんか時雨」「さざんか梅雨」
この、山茶花(さざんか)の咲く季節に降り続く雨のことをこう呼ぶのだそうです。
先週末もよく雨が降りましたが、今朝もまたシトシト雨が降ってきましたね。
まさにこの季節を表すコトバなのですね。
わたしは山茶花とは名前聞いたことはありましたが、実際の花は数年前まで知りませんでした。
今の自宅に引っ越してきた際に義母が「山茶花の垣根があっていいわね」と言っていて、自宅マンションをぐるりと巡らせてある垣根が山茶花ということをその時初めて知りました。
それまではこのピンクの小さな花はツバキの花かと思っていたのです。「へぇーこれが山茶花というのか」と三十過ぎてから知ったのでした。
我が家の山茶花は1週間ほど前からチラチラと咲き始めました。
三歳の息子が「ママの好きなピンクの花が咲いてるー!」と言ってくれてほっこりしました。
この花の少ない季節に綺麗なピンクの花が咲くのは嬉しいですね。まだまだ蕾もたくさんついていてこれからが楽しみです。
この山茶花、今年は二回の大きな台風から我が家を守ってくれましたし、夏の暑い直射日光からも守ってくれています。
一年の終わりが近づくこの時期に、また花を咲かせて私たちを楽しませてくれているのも嬉しい限りです。
暑さにも、寒さにも負けずに常時緑の葉をつけ続ける山茶花。
今年もありがとう、これからもよろしくね。