先日、保育園でこんな可愛い絵本が配布されました。
東京都が作成した防災ブックでした。平成30年3月に発行された「東京くらし防災」というピンク色の冊子(表紙で防サイくんが持っているもの)のキッズ版だそうです。
キティちゃんが愛らしく「防災」という堅いイメージを緩ませています。
男の子なのにキティちゃん好きの息子は喜んで持って帰ってきました。
中身はキティちゃんと妹のミミィちゃんが防サイくんから地震の起きた時の初動対応と、備蓄品を買いにお買い物に行く、避難場所や近づいてはいけない危険な場所を普段から家族と共有しておく、という内容。
防サイくんもキティちゃんたちも可愛いので読んでいるこちらも楽しくなりました。それにこのキティちゃん。よく見てください。親の私たち世代が子供の頃に親しんだ1970年代後半から80年代のレトロなキティちゃんです。
個人的な好みですが、その後「キティラー」という言葉が流行るほどキティちゃんは大流行しましたが、わたしはこのレトロなキティちゃんが一番好きです。
きっと同じ感情を抱くお母さんは多いはず。親の心もしっかりと掴んで!さすがですね。
保育園でも避難訓練は毎月行われていますし、また年に一度は園舍外へ避難した場合の引き取り訓練もあります。
0歳から保育園へ通っている息子。意外と親のわたしよりもしっかりと避難時の訓練をきちんと受けている様子です。
やはり阪神淡路大震災や東日本大震災の影響もあるのでしょうが、わたしの幼少期よりも災害に対する幼児への教育は凄いなと感じます。
わたしが幼稚園の時の避難訓練なんて、ふだん滑ることの出来ない避難用滑り台を滑れて嬉しい!ぐらいの感覚でしたから。。。
防災頭巾の活用や、机の下に隠れなさい。頭を守りなさい。というのは小学校に上がってから指導されたと記憶しています。
今より自然災害も少なかったのでしょうね。
この絵本は都内の保育所、幼稚園での直接配布と、区民ひろばなどの区市町村の施設で配布されているようです。
東京都だけでなく、自然災害はどこであるかわかりませんからできれば全国のお子さんの手に届くといいですね。
せっかくのこれだけクオリティの高い絵本なので、より多くのご家庭、子供たちに手にとってもらいたいです。そして、防災について話すきっかけになってもらいたい。
ちなみに、一昨日頂いてきたこの絵本。一度で飽きずにうちの息子は毎日読んで〜と持ってきます。
巻末にはこんなシールも付いています。
子供はシール大好きですから!
ちゃんと子供の心を掴んでますね!