絵本セラピーのイベントに参加してきました。
絵本セラピー®︎??
大人のために読む絵本。というのにとても興味がありました。
息子に絵本を読んであげることはあっても、わたしのために読んでもらうことはありません。
保育園や区民ひろばで先生が読んでくれる絵本も、子供のために読んでいるもの。
子供のいない空間に絵本がある。どんなものなのだろう?
絵本だけど、大人向けの絵本が出てくるのかな?
ワクワクしながら雨の中目黒へ向かいました。
グループは5名。対面で座ってお茶を飲みながらリラックスした雰囲気。
雑談を交えつつ講師の方がセレクトした五冊を読んでくださいます。
ポイントは文字を追わずに絵を見てください。とのこと。
「ふーっ!」
赤ちゃん向けの可愛い絵本。
みんなで息を合わせてふーっと息を吹きかけるのが面白かったです。場の心を合わせる、ウォーミングアップにぴったり!の作品。
「おいしそうなしろくま」
食いしん坊のしろくまが食べ物の中に入って、食べ物と一体になり幸せを感じるという話。
うちの食いしん坊の息子に読んであげたくなりました。大爆笑間違いなしです!
「ほげちゃん」
これが今日の中で一番印象的な作品でした。家族に愛されているブサイクなお人形、ほげちゃん。けれどもみんながお留守の間に、、、!?
うちにある息子のお人形たちの気持ちを代弁してくれている??ような作品で内心ドキドキしました。絵もインパクトがありますが、なかなか自分では本屋さんで手に取らない気がします。苦笑
こういう、自分ではチョイスしない作品に出会えるのもイベント参加ならではの醍醐味と痛感!
「コーネリアス」
二足歩行できるワニのお話。
レオ・レオニといえば「スイミー」しか知りませんでしたが、これもとても素敵な話でした。
自分が人から聞いて密かにチャレンジしてみていることを発表し合いました。言語化することが面白かったです。
「かみさまからのおくりもの」
生まれてきた赤ちゃんに神様からそれぞれに長所のプレゼント。
みんな人はそれぞれ良いところがある。それは神様からのギフトなんだと気づかせてもらいました。息子が調子が上がらない時に読んであげよう!
さて?あなたは何のギフトを神様にいただいたのかしら??
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それぞれの本を講師の方が読んでくださった後に、好きな食べ物とか、印象的だったことや自分のチャレンジしていることをメモしてグループワークで発表しました。
皆さん感じたことが様々で、その答えの無い感想を聞くのがとても面白かったです。
絵本、奥が深いですね。
子供のためのものだからこそ、童心の自分と対話できたり、気づきがあったりするのですね。
わたしは目の前にいる子供とリンクさせるばかりでしたが、子供が生まれる前にやったら??また、子供が巣立った後にやったら???違う考えがもくもく浮かんだことでしょう。
そして、この「正解のない答え」を知らない人同士共有する。のが絵本セラピー®︎の醍醐味なのだとわかりました。
同じ場所で同じ時間に同じ人が読んでくれているものを聞いている。のに、感じ取るものがこんなに違う!!!
驚きでした。
今まで、息子相手に読んであげるばかりでしたが、どう感じた?とか、わたし自身はどう思っているか?
をもっと息子とディスカッションしても面白いかもなぁと思いました。「あなたならどうする?」「なにがよかった?」もっともっと聞いてみよう。
日々の子育てに取り入れてみます。
最後に、全然写真を撮って来なかったことを後悔、、、、
せめて五冊の絵本の写真撮ってくればよかった、、、